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昭和30年代!!
昭和30年代、それは人々が夢を持てる時代であった。その夢がどんなものであったか、秘密の日記帳を開いて見ようと思う。
「インスタント時代」が始まった!!
  [昭和35年のブーム]

食生活の欧米かが進んだこともあって、森永製菓は8月に国産初のインスタントコーヒーを発売した。

焙煎コーヒーを顆粒状にしたもので、36g入りで220円だった。

手軽で味も本格派との意味をこめて、「インスタント」というフレーズを日本で最初に採用した。また、

江崎グリコも「削らずにすぐ溶ける」をキャッチフレーズにした板チョコ状の即席カレー「ワンタッチカレ

ー」を発売、栄養価の高い卵に着目した丸美屋食品工業のふりかけ「のりたま」などとともに、インス

タント食品がブームになった。

インスタント商品は61年秋までに1万6000品目を数えたのである。
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スポーツと物価ほか
  ≪昭和35年の物価≫

豚肉(100g)       70円

清酒(準一級、1.8ℓ) 665円

都内中小企業従業員平均月給 1万7994円

パートタイマー平均日給   450円(男)
                  350円(女)


  ≪ベストセラー≫

1位 「性生活の知恵」・謝国権
2位 「頭のよくなる本」・林髞
3位 「どくとるマンボウ航海記」・北杜夫


  ≪スポーツ番付≫

 [高校野球]

春・高松商 2-1 米子東
夏・法政二 3-0 静岡

 [競馬]

天皇賞春・クリベロ
    秋・オーテモン

  ≪流行語≫

・所得倍増
・私は嘘は申しません
・黄金の60年代
・ナンセンス

  ≪受賞・受賞者≫

・岡潔(数学)
・佐藤春夫(小説・詩)
・田中耕太郎(商法・法哲学)
・吉川英治(小説)

[芥川賞]

上期・北杜夫「夜と霧の隅で」
下期・三浦哲郎「忍ぶ川」